ラリック・エレガンス
宝飾とガラスのモダニティ ユニマットコレクション
2019年11月30日(土)~ 2020年1月27日(月)
休館日:2019年12月28日(土)~2020年1月1日(水・祝)
その洗練された造形から、日本でも多くのファンをもつジュエリー作家・ガラス工芸家のルネ・ラリック(1860-1945)を紹介します。
本展では、様々な事業を展開しているユニマットグループが所蔵するラリック・コレクションより、19世紀末から20世紀初頭の貴重なジュエリーをはじめ、晩年までのガラス作品を展観します。
ラリックは当初、アール・ヌーヴォーの宝飾デザイナーとして活躍しました。彼の生み出したジュエリーは大変な人気を集め、とりわけ1900年のパリ万国博覧会で大きく注目されました。20世紀に入り、香水瓶のデザインと製造を足掛かりに、ガラス工芸家としての道を歩みはじめます。現在も続く、ラリック社の設立もこの頃のことです。
1925年にパリで開催された「現代装飾美術産業美術国際博覧会」通称「アール・デコ博覧会」では、自社パヴィリオンを出展し、まさにアール・デコを牽引する存在として世界中にその名を轟かせました。日本との関係も深く、1932年に旧皇族の朝香宮邸(現・東京都庭園美術館)のガラス製レリーフ扉やシャンデリアなどを手掛けています。宝飾とガラスのフィールドにおいて、アール・ヌーヴォーとアール・デコという2つの様式を生み出したラリックの優雅な作品世界をお楽しみください。
主催 | 公益財団法人岡田文化財団パラミタミュージアム、毎日新聞社 |
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後援 | 中日新聞社、読売新聞社、朝日新聞社、NHK津放送局、三重テレビ放送 |
協力 | ユニマットグループ |