
市野雅彦は1961年、丹波茶陶の伝統を受け継ぐ陶芸家の家に生まれました。丹波の伝統・風土を規範としつつも、現代的意匠の作品に取組む雅彦氏の作品は国内外で高い評価を受けています。また2007年には全国の美術関係者による推薦を受けて第2回パラミタ陶芸大賞展に出品し、準大賞を受賞しました。
今回も独特の線紋を生かした作品から、伝統の赤ドベと呼ばれる釉薬を用いたものまで、自由な心象造形の世界をくりひろげます。
今回も独特の線紋を生かした作品から、伝統の赤ドベと呼ばれる釉薬を用いたものまで、自由な心象造形の世界をくりひろげます。

陶歴 | |
1961 | 兵庫県篠山市に生まれる |
1981 | 今井政之氏、父・信水に師事 |
1995 | 日本陶芸展大賞 秩父宮賜杯 |
1999 | 日本の工芸「今」百選展(三越エトワール、パリ・フランス他) |
2000 | 茶の湯-現代の造形展(ヘルシンキ市立美術館・フィンランド) 国際陶芸交流展(中国美術館・北京) |
2002 | アジア国際現代陶芸展(台北県立鶯歌陶芸博物館・台湾) |
2006 | 日本陶磁協会賞 |
2010 | 現代の茶-造形の自由(菊池寛実記念 智美術館、東京) 現代工芸への視点-茶事をめぐって(東京国立近代美術館工芸館) |
2011 | 兵庫県文化賞 |
2015 | 市野雅彦-軌跡、丹波にて(兵庫陶芸美術館) |
主催 | 公益財団法人岡田文化財団パラミタミュージアム |
後援 | 中日新聞社、伊勢新聞社、読売新聞社、朝日新聞社、三重テレビ放送、 三重エフエム放送 |