
内田鋼一は1969年愛知県に生まれました。世界の焼物産地での作陶の旅を経て獲得したのは、どこにでもあるが、どこにもない作家独自の表現でした。今回は国内外で高い評価を受け、陶以外の素材をも駆使して造形芸術の表現を拡大しつづける造形作家内田鋼一の原点である「うつわ」を中心に、その国籍を超えた陶の世界を展示します。内田鋼一の代名詞ともいえる壺をはじめ、季節のしつらいの中で繰り広げられる器と造形作品とのコラボレーションをお楽しみください。

内田鋼一 | |
1969年 | 愛知県名古屋市生まれ |
1990年 | 愛知県立瀬戸窯業高校陶芸専攻科修了 |
1992年 | 三重県四日市市に移る |
2000年 | 「うつわをみる暮らしに息づく工芸」展(東京国立近代美術館工芸館) |
2003年 | パラミタミュージアム 開館記念 第二回企画展 「内田鋼一展」 |
2006年 | 「陶芸の現在、そして未来へCeramic NOW+」展(兵庫陶芸美術館) ”SOFA(ニューヨーク)JAPANESE CRAFTS(ギャラリーベッソン・イギリス・ロンドン) |
2008年 | 「新進陶芸家による『東海現代陶芸の今』」展(愛知県陶磁資料館) ”melbourne Art Fair" (オーストラリア・メルボルン) ”Rosso:Uchida Kouichi"(Daniela Gregis・イタリア・ベルガモ) 「aim(art in mino) '08・土から生える」展(多治見市、土岐市、瑞浪市・岐阜) |
2009年 | 「第43回『明治村茶会』日本庭園、野点席席主担当」(愛知県犬山市明治村) |
2010年 | 「第3回智美術館大賞展現代の茶-造形の自由」展(菊池寛実記念 智美術館・東京) 「茶事をめぐってー現代工芸への視点」展(東京国立近代美術館工芸館) |
2011年 | 「内田鋼一 茶の空間」展(樂翠亭美術館・富山) |
国内外で個展多数開催。現在、四日市市在住。 |
主催 | 公益財団法人岡田文化財団パラミタミュージアム |
後援 | 中日新聞社、伊勢新聞社、毎日新聞社、朝日新聞社、読売新聞社、日本経済新聞社、三重テレビ放送 |